下駄、冷え症・・・（改）

 

　高校時代、冬以外は下駄ばきで通学してました・・・入学時すでに制服は自由化されていました。ある時、図書館で偶然目にした新聞部が残した資料を読んで自由化の経緯を知りました。学生運動盛んな頃、先輩方が文化祭の後ファイヤーストームで制帽を燃やしてしまい、まず実質的に制帽自由化としたようです。これでも結構ビックリなエピソードですが、さらにその後・・集会に使用していた(われわれの頃もそうでした)旧体育館に学生が集まり、授業ボイコットを決行。生徒代表が校長室に乗り込んで交渉の結果に制服自由化を勝ち取った事を知りました。当時、驚きながらこの資料を読みました。われわれは『いちご白書』をもう一度・・・が中学時代のヒット曲という世代です。学生運動は身近にはなく、しかも大学ではなく高校でもそんな事が起こっていたなんて想像もしない話でした。制服自由化は先輩たちが勝ち取ったものだったんだなあ～とは思いました。しかし、へそ曲がりの私には周囲のジーンズやトレーナー姿が逆に制服のようにも見えていました。バンカラに憧れ？ていたこともあり、学ランに破れて縫い合わせた学帽、下駄ばきに腰手ぬぐいというスタイルで通学してました（ニセ・バンカラ？）。学生服で通っている生徒も少なからずいましたし、ジーンズに下駄履き(中村雅俊・・風？)というスタイルの学生も結構いたように記憶してます・・・。　まあそれ以来、靴下が嫌いで、可能な限りは裸足・・という生活が続いていました。叔母に『年取ったら冷え症になるよ・・・』と忠告されていましたが、ここ２，３年、『冷え症とはこのことだったのか！』と気付くような状況で、冬場は就寝時以外、靴下をはいているどころか、スリッパやカイロが欲しいくらいです。　そういや、夏場でも下駄の日はすっかり少なくなりました。　

 おじゃがすのばんから

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